ヤマハのSR400のフューエルタンクをフリマアプリで購入しました。
大きな凹みがあるものでしたが、パテ埋めの練習にもなるし問題ありません。
SR400のタンクを手に入れたら、前々からやってみたかった塗装があります。
それが、『ラップ塗装』です。
文字通り、サランラップで模様をつける塗装ですが、キャンディーカラーで重ねると独特の模様に深みも出て綺麗です。
早速、届いたタンクの状態をチェックします。
パッと見た感じは凹み以外はキレイな状態だと思います。
凹みは剥離する前の段階で3箇所ほど確認できました。
剥離作業に移ります。
使用する剥離剤は毎度おなじみのスケルトンです。
季節にもよると思いますが、スケルトンを使っても純正塗装の剥離には3回くらい塗りと削りが繰り返し必要です。
ガソリンが垂れても耐えられる塗装でなくてはならないわけですから、二液ウレタンはそれだけ強いんですね。
ある程度剥離できたら、エッジの部分などをワイヤーブラシで落とします。
エッジの部分も落としたら、仕上げに全体を耐水ペーパーで水研ぎします。
いつもだいたい400番を使用しています。
キレイに拭きあげたら剥離完成です。
剥離してみると、凹みは全部で4箇所ありました。
一番大きな凹みはタンクの右前ですが、ここは少し叩いて凹みを小さくする必要がありそうです。
タンクの中に金属の棒を入れてテコの原理を使って叩きますが、金属の棒はテント設営で使う『ペグ』が曲げ加工もしやすくオススメと聞いたことがあります。