パーツ磨きの次は、タンク内の洗浄・錆び取り作業です。
タンクキャップも固着していてなかなか回らず、ゴムハンマーで優しく打撃を加えながら外しました。
パッキンはボロボロでびっしりと錆が積もっていました。
中を確認してみると、腐敗したガソリンの塊と錆がびっしりと・・・
今までは、花咲かGをメインに錆び取りをしていましたが、今回はカスタムジャパンの洗浄、錆び取り剤を使ってみたいと思います。
基本的に使い方は他社製品の錆び取り、クリーニング剤と同じです。まずは、洗浄剤でタンク内の洗浄をします。
洗浄剤はあくまでも“洗浄”が目的ですが、この錆び取り革命は洗っただけでも結構錆が落ちてくれました。
洗浄が終わったら、次は錆び取りとコーティング作業に移ります。
ぬるま湯で希釈します。最後のコーティング用に1Lほど溶液は別容器にとっておく必要があります。
残りの溶液をタンク一杯に満たし、半日〜1日放置。
途中で溶液が減ってきていたら継ぎ足します。
約20時間ほど放置して、タンク内の溶液を布でこしながら空のポリタンクに移して内部を水で洗い流します。
洗い終わったら、このままでは再び錆びてきてしまうので、初めに取っておいた溶液をタンク内に入れて中をコーティングします。
最後に溶液を布でこしながらポリタンクに移して作業は終了です。
他社製品の錆び取りコーティング剤と同様に再利用が可能なのでポリタンクに取っておくことにしました。
ガソリンコックがそのままに見えますが、コックを外した時に中の芯の部分だけ外れてしまい外側のフィルターのみが固着して外れない状態でした。
これくらい綺麗になれば使用にも問題ないかと思います。
次はいよいよキャブレターのレストア作業にとりかかりたいと思います。ここが難関です・・・