ゼファーχの外装と並行してエストレヤのタンクもレストアすることにしました。
フリマアプリで購入したタンクですが、一度剥離したものを自家塗装されたもののようでした。
タンク内は見える範囲ではサビは無いのですが、傾けるとサラサラと音がするのでサビ取り・コーティングは必要かと思います。
エアブローしてみましたがサラサラ音は無くなりませんでした。
まずは塗装を剥離していきます。
使うのは毎度お馴染みの剥離剤「スケルトン」です。強力ですが、人体への影響もあるので手袋、ゴーグル、防毒マスクを忘れずに装着します。
別の記事にも記載しましたが、このスケルトン・・・肌に少量でも付着すると焼けるように痛いです。
「金属ハケ用」というのは「金属のハケを使って塗る用」ではなく、「金属の物にハケを使って塗る用」という意味です。
通常塗布してから数分で塗料が浮き上がってきます。
今回のエストレヤタンクは塗装の浮き上がりはあまりなく塗ってる最中からハケに塗料が付着してくる感じでした。ラッカースプレーのみで仕上げて二液ウレタンクリアなどは塗っていなかったようです。
これをきれいに拭き取り、洗浄してみると凹みの具合やサビの具合が分かります。
全体にサビが付いていたので、耐水ペーパーで水研ぎします。給油口に水が入ると中が更にサビますが後でサビ取り・コーティングするのでこのまま作業しました。
ある程度綺麗にしたら凹みのチェックです。
パッと見て分かるのは2箇所浅めの凹みがありました。
水で濡れた時にもゆるーい凹みなどが見えたりしますが現時点ではこの2箇所以外確認できませんでした。
しっかりと脱脂して薄づけパテを塗ります。使ったのはホームセンターで購入できるソフト99工房の商品です。
正解か不正解かは分かりませんが、自分は深めの凹みには厚づけパテを使って薄づけパテで仕上げます。浅い凹みの場合には薄づけパテのみで仕上げていました。
塗布したらよく乾燥させます。早く作業したい気持ちはありますが、焦って作業をすると表面だけ乾燥してパテの中が乾燥していなかったり二度手間になったりするので焦らず進めます。
丸一日乾燥させたらヤスリをかけていきます。今回は400番で削っていきました。
このパテの作業は本当に難しいですね。手で触って滑らかに感じても凹凸があって、色を入れるとすぐに分かります。素人なにりでも完璧を求めると何度やっても終わりの見えないパテ埋め・削り地獄に陥ります。
とりあえず良さそうな具合になったらシリコンオフで濡らして、いろんな角度から凹凸がないかチェックします。
良さそうな気はしますが・・・きっとプラサフを塗ると凹凸が見つかってやり直しになる気がします。
とりあえず、この次にゼファーχの外装と一緒にプラサフを塗りたいと思います。