いよいよFTRのタンクの仕上げです。
最後に耐ガソリンの二液ウレタンクリア(つや消し)を塗装して完成です。
使用したのは、デイトナの耐ガソリンペイントです。
いつものように、はじめに缶をぬるま湯で温めます。
黒いキャップを外して中にある芯を根元まで押し付けます。
そのあと逆さまにして10分間ほど放置。
10分後にシャカシャカよく振って、透明キャップを外していざ塗装!
ピンクテント内はクリアのミストで充満・・・塗装用マスクをかけているので息をしてても臭いはしないです。が!!マスクを外した時の臭いが半端じゃない!服にも付着しているからでしょうが、いつまでたっても臭いが付きまといます。
これはしっかりとしたマスクを付けていないと、かなり危険。
赤のラインと段差をなくすためにも、3回に分けてしっかりと塗装しました。
「つや消しクリア」といっても塗装しているときはつやがあり、乾くとつやが消えていく感じでした。
そしてよーく乾燥させてついに完成!!
今回のタンクレストアで学んだことは、やはり下地がとても重要であること。
綺麗に塗れたと思っていましたが、光に当ててよーく見るとやはりパテ埋めしたところが分かってしまいます。
早く次の工程に進みたいがために下地作りを怠ると最終的に失敗してしまうことが分かりました。
缶スプレーの塗装については、お湯で温めてから焦らずバラ吹きをして3回くらいにわけて塗れば意外ときれいに塗装できると感じました。
そして、何より塗装時はホコリとの格闘です。途中でエアーコンプレッサーを導入したので塗装前にエアブローもできて良かったのですが、やはりワンタッチテントの中ではホコリを防ぐのにも限界を感じました。
ホコリが付いたのが分かった瞬間、すぐにでもそのホコリを取り除きたい衝動にかられるのですが、しっかり乾燥させてからでないと余計に失敗してしまうので我慢。
完成したFTRタンクは先輩へ無事引き渡しました。
次はラップ塗装なんかをやってみたいです。