FTR223のフューエルタンクをレストアしてプレゼントした先輩から、純正のフロントフェンダーを入手したとの情報がありました。
せっかくなので、同じマットブラックに塗装させていただきたいと思い、早速フェンダーをお預かりしました。
オークションで入手とのことでしたが、一度白に塗装されたもののようでした。
とりあえず中性洗剤でよく洗い、800番の耐水ペーパーで磨きます。
次に、念入りに脱脂してテントの中でプラサフを吹きます。
まずはプラサフの缶スプレーをぬるま湯で温めます。
この間に、エアーコンプレッサーで埃を吹き飛ばしておきます。
1回目はエッジの部分からバラ吹きをします。
乾燥させてから3回で本塗りをしました。
最近思うことは、このワンタッチテントでの塗装は様々なリスクが多いことです。
まず、下から巻き上げてくる風にのって、かなりの確率で乾燥中に埃がのります。
そして、体全体を中に入れて塗装することはできず、入り口から手を伸ばして塗装するわけですが、姿勢もキツくて瓶ビールのケースを回していくのも大変です。
体全体が入れて、塗装する物の周りをぐるっと回れればいいのですが・・・。
そこで今考えていたのは、2m×2mのワンタッチタープで四方を幕で囲えるという商品です。
しかし、新品で購入してもすぐに塗料で汚れるし、塗装目的だけのために1万円以上を支払うことに家族が了承してくれるかが問題です・・・。
欲を言えばきりがありません。
ある程度乾燥したところでテントからフェンダーを取り出します。
あとは別の場所に移して、1日はしっかりと乾燥させます。
光の加減で白く見えますが、使用したのはグレーのプラサフです。