今までタンクやカウルを塗装したことはありましたが、ヘルメットは塗装したことがありませんでした。
そんな時に、職場の先輩から半キャップヘルメットを塗れるか質問をもらいました。
これはいい機会!是非勉強させてもらいたいと思い、さっそく半キャップヘルメットを引き取りました。
まずはステッカー類を剥がしていきます。
次に400番のヤスリで足付けをしていきます。
今回はラップ塗装でとのことだったので、黒をはじめに塗りたいのですがベースの色が黒だったので一度プラサフを塗ることにしました。スプレーガンを使いたかったのですが、キャンディカラーの塗料が缶スプレーのタイプしか持っていなかったので缶スプレーで仕上げることにしました。
プラサフを乾燥させたらラップ塗装のベースカラーである黒を塗っていきます。この後シルバーで模様を付けていくので、この時点でツヤはそんなに出さなくてもいいかなと思います。(素人の考えです)
丸一日乾燥させたら、シルバーで模様を付けていきます。使用するのは激安ラップで十分です。
全体に一気にシルバーを塗って乾く前にラップをかけて模様を付ける方法もあるのですが、今回はクシャクシャにしたラップにシルバーをスプレーしてスタンプのようにポンポン叩いて模様をつけました。
模様を付け終わったら、さらに丸一日乾燥させます。季節的に湿度との戦いです・・・。湿度計で60%以上の湿度の時は塗るのをやめていました。以前、湿度70%台の時に塗ったら戻りムラのように曇ってしまったのでここは焦らずにいきます。
しっかりと乾燥させたらマスキングテープでラインを引いていきます。(今思えばマスキングテープを貼る前に一度ヤスリをかけておいた方が良かったのかもしれません。)
マーシャルのマークのみ黄色のラップにしたいとご希望があったので、この部分だけ黄色に塗ります。
マーシャルの目と旗の部分は後で黒にしたいので、デカールの上からマスキングテープを貼ります。
反対側は日章旗ができるようにマスキングテープを貼っていきます。こういう作業にはデザインカッターがとても役に立ちます。使用しているデザインカッターはダイソーの物ですが、普通に使えます。
マスキングが終わったら赤のキャンディカラーで塗っていきます。
マーシャルの黄色がはみ出た部分もしっかりと赤に染まりました。ある程度乾かしたらマスキングテープを剥がしていきます。
シルバーラップと赤ラップはなかなか合いますね。
マーシャルの目も黒で塗りました。
また丸一日おいたら、800番のヤスリで削っていきます。
結構な段差ができているので、ヤスリとクリアを繰り返します。
3回くらいのこの作業を繰り返して仕上げました。まだラインの部分に段差を感じますが・・・素人にしてはそこそこ良い感じかと
更に更に乾燥させたら磨きの作業に移ります。鏡面にするには1500番から空磨ぎして、2000番から3000番くらいまで水磨ぎをしてからコンパウンドで仕上げると良いみたいです。・・・が、我が家にはそこまで目の細かい番手のヤスリがなかったのでいきなりコンパウンドでツヤをだしていきました。
使用したのは3Mのウルトラフィーナです。ステップ1から始めて
ステップ2でさらに磨いて
仕上げにグロスアップでツヤツヤにしていきます。
そしてヘルメットのボタン部分など全てのマスキングテープを剥がしてカバーを元に戻して完成しました、
遠くから見るとなかなか良い出来ですが、近くで見るとやはりムラや段差が目につきます。
はじめてのヘルメット塗装でしたが、いろいろと勉強になりました。
タンクではあまりマスキングテープを使ったことがありませんでしたが、マスキングテープ貼るのも難しい作業ですね。真っ直ぐ貼る難しさが身にしみました。
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