フロントフェンダーに引き続き、今度はリアフェンダーをレストアしていきたいと思います。
まずは配線関係、ゴムキャップ等を外していきます。
オークションサイトで購入したものですが、タッチアップペンで修復した跡があります。
塗装は剥離してしまうのでこの辺は問題なしです。
配線とゴムキャップを外したら、いつものようにスケルトンで剥離していきます。
この日の作業開始時の気温が2℃でしたのでフェンダーもスケルトンもキンキンに冷えていました。
実際にスケルトンを塗っていて思ったのですが、あまりにも冷えていると、スケルトンの色が青白色に変わってきて膜をつくります。
すると、塗装面にうまく浸透していかず剥離効果が薄れてしまいます。
上の写真のように、塗料が盛り上がってきている部分もありますが、膜ができて反応がない部分もあります。
そこで、一度剥離剤を洗い流して水分を拭き取ったあとに、ヒートガンでフェンダーの裏面を温めます。
その後、再度スケルトンを塗るとあっという間にメラメラと塗料が盛り上がってきました。
寒いときは適度に表面を温めてから剥離剤を塗るのがポイントかもしれません。
全体を剥離していくと、ところどころに錆が現れます。
これをワイヤーブラシでゴシゴシ磨きます。
・・・と思ったら外の水道が凍っていて水がでませんでした。
前日にちゃんと栓を閉めていなかったのが原因です。
ここでもヒートガンの出番です。
温め始めてから2~3分で一気に通水しました。
指の感覚がなくなりそうなくらい冷たい水で、ひたすら磨きます。
30分くらい磨いてザックリと錆を落とせました。
タッチアップ跡の部分ですが、なぜか残っています。
触った感じもザラザラしているので、落としておかないと塗装したときに目立ちそうです。