前回修理の続きです。
30mmのソケットも購入し、作業にとりかかります。
サービスマニュアルにも書いてありましたが、クラッチハウジングを外すためのクラッチホルダも合わせて購入しました。
しかし、このクラッチホルダ・・・アストロプロダクツ で購入した汎用のものでしたが、外れるわ、外れるわ・・・。ガッチリ挟み込んで固定したと思いきや、クラッチハブナットを緩めようと力をかけると「ガチャン」と外れます。使い方が悪いのかと思っていろいろ調べて見ましたが、使い方は合ってました。
師匠であるT氏に手伝ってもらい、二人がかりで何とか外すことができました。
そして、取り寄せしていたシャフトを交換します。
交換した部品です。これ全てで6千円くらいでした。
あとは元通りに組んでいけばいいのですが・・・ここでも問題発生!
そう、クラッチホルダです。
クラッチハブナットの締め付けトルクは130N•mなのですが、外した時と同様に固定しても力が加わった時に「ガチャン」と外れます。
よーく見てみると、ツメの部分が滑ってしまって外れているようでした。
師匠T氏の友人にお願いし、グラインダーで加工してもらいました。
斜めになっているツメを直角にして引っかかりを強くしました。
これでしっかりと固定して無事に130N•mで締め付けることができました。
クラッチスプリングプレートプッシャに二流化モリブデングリースを塗って差し込み、フリクションプレートを順番に入れて、クラッチスプリングプレートで蓋をして終了。
クラッチスプリングボルトの締め付けトルクは8.8N•mです。
とりあえず、ここまでの作業にして寝る前にクラッチカバーのガスケット剥がしをしたいと思います。