カワサキ、250TRの純正シートをフリマアプリで購入しました。
車両をVMX風にカスタムしたかったので、オスカーが販売しているスクランブルシート(Highタイプ)が欲しかったのですが予算オーバーで購入できず・・・。
自分でそれ風にしたいと思います。
まずは、タッカーの針を全て外してシートを剥がします。
防水のシートなどは張っておらず、中のアンコは水分を含んでいて押すと水が滲み出てくる状態でした。このままでは先に進めないのでとりあえずしっかりと乾燥させます。
季節的にも、天日干しではなかなか乾燥してくれず、じれったい時間が過ぎていきます・・・。我慢できずにヒートガンを使用。
シート後方の盛り上がってる部分をカットしていきます。動画配信サイトなどに投稿されている情報によると、アンコは下手に抜くと良くないという情報がありました。ですので、自分が座る部分のアンコは手をつけずに作業をしていきます。私は後ろに誰も乗せることはないので、この部分はカットしました。
カットには物置にあった金鋸を利用しました。
そのあとはひたすら削り取って表面をならしていきます。多くの人が100均のおろし金を使ってこの作業をするようですが、私は物置にあったワイヤーブラシを使いました。これでも十分に削り取る事ができました。
ここで、Amazonで購入したアンコをのせてみたのですが・・・なかなか思うようにいかず。そして、車高も上げているのでこんなにアンコを盛ると足がつかなくなる可能性がありました。
予定変更で、オスカーのスクランブルシートのLowタイプを目指すことに。
さらに前方を削り取って形を整えます。アンコ盛りではなく、アンコ抜きの作業になりました。
ある程度形を整えたら、防水シートの代わりにサランラップをグルグル巻いて水の侵入を防ぎます。
いよいよシート張りの作業に移ります。使用したシートはAmazonで販売されていた激安シートです。伸びる生地で張りやすそうでしたので、これにしました。細目と粗目がありましたが、粗目を購入しました。実際に見てみると、粗目といってもそれほど粗くはなくよくあるシートの感じでした。
タッカーも一緒に購入しました。これまた激安のタッカーでしたが、レビューはそこそこ良かったかと思います。針は6mmのものを購入しました。タッカー本体にも針は付いてきますが、10mmほどありました。シートの張り替えをした方々のHP投稿を見てみると、6mmが最もよいとのことでした。10mmだと、シートによっては深過ぎてしまうようです。
実際に使用してみると、全く問題なくバチバチと打ち込んで行くことができました。過去にダイソーの物を使った事がありましたが、打ち込むときの軽さは雲泥の差です。丸いダイヤルを回す事で強さの調節をする事もできます。
よくシート表皮を伸ばしながらタッカーを打ち進めていきます。
最終地点まで来たところで、だいぶシワシワでしたがグーンと伸ばしてタッカーでとめていきます。
何とかマシな感じになりました。初めてシート張りをした素人ですので、これくらいで満足です。
実際に車両に取り付けたらシワもそんなに目立たないかと思います。
この後は余ったシート表皮をハサミでカットしていきます。
その後にグルグル巻にしていたサランラップも切り取っていきます。やたらタッカーが打ち込んでありますが、見えない部分なので良しとします。
購入したシート表皮は68cm×136cmのものでしたが、だいぶ余りました。なんかもったいないので、捨てずに保管しておくことに。
アンコを削り取った時のならしがあまかったせいで、少しボコボコが見えてしまっています。
ただ、初めてでしたし、自分で使う分にはまぁ、いいかなと思います。
早速、250TRの車両に取り付けていきます。
【before】
【after】
【before】
【after】
【before】
【after】
んー・・・なんとなくイメージと違う気もしますが、とりあえずこれで乗ってみます。まあ、初めてシート張りをした、素人作品ですから・・・。
ただ、今回使用したタッカーは1000円台でしたが、十分に使えるものでした。次回のシート張り替えでも大いに活躍してくれそうです。
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