先日、オークションサイトで愛車の250TRのパーツ類を見ていると、格安で出品(即決設定)されているアルミフェンダーを発見しました。
説明欄には「アルミ」とは記載されておりませんでしたが、よくある250TRの社外アルミフェンダーと見た目が変わりなかったので購入することにしました。
ちょうど、フェンダーをアルミにしてフロントはアップタイプに加工しようと思っていたので良いタイミングでした。
オークションサイトで買い物をするときに思うことですが、送料が高く感じますね。たまに、商品価格よりも送料の方が高い場合もあります。フリマアプリのように基本的に送料無料が多い(送料が商品代金に含まれている)方が購入意欲は高くなる気がします。
商品は購入後2日程度で到着しました。
手に持った瞬間「あ、これはやはりアルミだ」と分かるくらい軽かったです。
アーチ状の部品を取り外して状態を見てみると、凹みや歪みは全くありませんでした。ガソリンか何かの液だれした跡や部品間のスレ傷はありました。
中古パーツにしては状態は良好かと思います。
ピカピカに輝いていなくても良いのですが、液だれは気になってしまいピカールで磨くことにしました。
まずは、表面の汚れを流水で洗い流します。
この時に「全然サビが付いていないなー、さすがアルミニウム」と思ったのですが、調べてみると『アルミニウムはすでにサビている』という事実がわかりました。
そもそも、アルミニウムという素材は鉄などと比べてサビやすい金属とされているそうです。市販のアルミニウムは、すでに表面が酸化しており酸化皮膜で覆われている状態なんだとか。この酸化皮膜がそれ以上内部にサビが進行するのを防いでくれるようです。『サビないのではなく、実はすでにサビていた』というわけなんですね。
流水で洗い流した後はしっかりと水気を拭き取って、ピカールの登場です。
クロスに少量つけて、円を描くように磨きます。
かるーく擦っただけでもクロスは真っ黒になりました。
ある程度したら、磨いた面と磨いてない面を比較。
さすがピカール。ピカピカになってきました。
後は全体を同じように磨いて作業は終了です。
この次はアップタイプのフロントフェンダーにするため、取り付けステーの作成に入ります。
全体を磨き終えたところで思ったのですが、ピカピカしすぎていてアルミというよりもステンレスに見えてきてしまいました・・・。